プレゼンの論理

20131025presen

おはようございます。(社)日本専門家協会理事・国際イメージコンサルタントの三好凛佳です。

 

以前、プレゼンテーションのフィードバックする機会がありました。

主に外見を中心としたアドバイスをさせて頂いたのですが、もうひとつ気になることがありました。

 

皆さんそれぞれ、伝えたいことや想いがたくさんあって、一生懸命お話されているので情熱は伝わるのですが、聴いている人がわかりやすく理解するためにポイントが整理されていなかった印象を受けました。

またそのせいか、映し出された資料には文字情報が多く、話を聞くというより文字を読んでしまうことも…。

これではせっかくのプレゼンが、非常にもったいないなと感じたのです。

 

人は基本的に、自分が伝えたいと思うことを話します。

でも聴衆は、「WIIFM」というラジオを聞いていると言われています。

これは、『What’s in it for me?=私にとってのメリットは何?』という意味。

聞く側の人はこれを考えているので、これに答えなければ何も聞いてもらえないというものです。

 

私自身もこれまで、イタイ経験を何度もしてきました。セミナーでもコンサルティングでも良かれと思ってアレコレとたくさんの知識や情報を伝えるのですが、相手側に伝わるのは本当にその人が興味があることだけなんですね。

なのでこれを考えた上でお話を組み立てることが大切になってきます。

 

その整理するのに重要なのが、論理立て。

同じ内容でも論理的に組み立てることで、伝わりやすさがとても変わりますね。

 

そして更に大切なのが、論理を説明するのに、平易な言葉を使うこと。

専門家が何かを説明する場合、気づかないうちに専門用語を使っています。

 

第3者に伝えるには、専門用語を使わずにわかりやすく伝えるスキルが、今のビジネスでは非常に大切。

 

『難しいことをわかりやすく』ができるようになると、一気にビジネスの幅が広がります。

 

それには、『What’s in it for me?=私にとってのメリットは何?』に答えながら、聞く側に伝わる言葉も意識するとよいですよ(^^)

 

 

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