専門家の「強み」の引き出し方⑤

犬

おはようございます!

「強みを引き出す」「強みを伸ばす」「強みを活かす」(社)日本専門家協会 理事の松下雅憲でございます。

私は、この協会で「強みを見つけて自分だけのセミナーに活かす」講座を担当しています。今日は、また、この「強み」について少しお話ししましょう。

私の仕事のひとつに、ビジネスコーチングというのがあります。私は、そのコーチングを、コーチエイという日本最大のコーチングファームで学びました。今も定期的に、そのコーチエイでコーチングを学んでいるのですが、先日あるコーチから、「強み」について面白い話をお聞きしましたのでシェアしたいと思います。

ある麻薬犬(麻薬探知訓練を受けた犬)のお話しです。
麻薬犬って、空港などで旅行客の荷物をクンクンと嗅いで、その荷物の中に麻薬が入っていないか調べる優秀な犬です。良くテレビでも見ますよね。

実は、この麻薬犬って、盲導犬の訓練を受けた犬の中の落ちこぼれがなることが多いのだそうです。

※ここで「へええええ~」

盲導犬は、飼い主の指示に的確に従います。「待て」と言われればいつまででも待つし、非常に用心深いのです。自分の好奇心のおもむくままには絶対に行動しません。それが盲導犬として「優秀」である素質であり「強み」なのです。

しかし、訓練を進めると、待てと言われても待てない、非常に好奇心旺盛で、興味のあるモノを見つけるとその場を離れない、そんな犬が出てくるのです。そんな彼らは、盲導犬にはなれません。落ちこぼれです。しかし、この好奇心旺盛な性格は、麻薬犬としては、最高の「強み」なのです。この好奇心で突き進む正確が無いと麻薬犬としては役に立たないのです。

犬の話で恐縮ですが、人間も同じですよね。
自分には、才能が無い・・・強みも無い・・・と思っていても、それはあくまで今やっている世界でのこと。世界や環境を変えれば最高のパフォーマンスを発揮するスーパーマンになれるかも知れないのです。

「強み」とは、誰もが同じではありません。大切なことは、その「強み」を知り、「活かす」場所、方法を知ることです。そうすれば、あなたの価値は100万倍にふくれあがりますよ!

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