専門家の「強み」の引き出し方⑬

プロセス

おはようございます!

「強みを引き出す」「強みを伸ばす」「強みを活かす」(社)日本専門家協会 理事の松下雅憲でございます。

私は、この協会で「強みを見つけて自分だけのセミナーに活かす」講座を担当しています。今日も、この「強み」について少しお話ししましょう。

前回は、「強みを見つける」ための「切り口」について、どんなことにフォーカスして観察すれば「強みを見つけやすい」のか、についてお話しいたしました。強みを見つける時の基本としては、その人の「行動」を観察しますが、ポイントとして1)何かをスタートさせる時 2)それを維持している時 3)それを終了させる時 の行動の特徴を観察することで、よりわかりやすくなるのです。で、まずは1)何かをスタートさせる時 の事例をご紹介させて頂きました。今日は,ふたつめの「維持するとき」の強みについてお話しします。

人の強みそのものは、誰もが、スタートし維持し終了させるまでの全てのシーンで強みが発揮出来るとは限りません。スタートは得意だけれど維持は苦手とか、維持は得意だけれど新しいことを始めるのは苦手、と言う特徴の違いがあるものなのです。

「維持するとき」には、1)自分自身が持つ継続力 2)周りを巻き込んで維持する力 3)自動的に維持するようにする仕組み力 の3つの視点で見てみるとその強みの違いが良くわかります。

1)「自分自身が持つ継続力」は、目標に向かっての達成欲や淡々と同じ事を繰り返すことの出来る力や自分で自分を励ます自己モチベーション力などが、その根底に見えてきます。
2)「周りを巻き込んで維持する力」は、自分ひとりで維持しようとするのでは無く、仲間を巻き込んでそのパワーで継続を図ろうとするリーダーシップと言うことになります。
3)「自動的に維持するようにする仕組み力」は、さらに「継続」を仕組み化してしまうと言う高度な方法を構築する力と言うことになります。たとえば、ポイントカードやゲームの物語り化などもその一種ですね。私は、スマホのゲームでどんどんレベルが上がっていくシステムに見事に取り込まれています(笑)

「強み」はすたーと~継続~終了のプロセスでのその力の発揮具合で見えてきますが、その中をもっと深掘りすることで、更にその強みは具体的に見えてくるのです。

さて、あなたは「継続」ならば、どの強みの傾向が強そうですか?
私は、1)2)3)の混合型かな?

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