人間力を高めるー4

水とコップ2

(社)日本専門家協会理事の松岡博巳です。

人間力を高める私の師匠の話です。(毎週金曜日のコラムです)風邪を再びひいて、投稿遅くなりました^^

 

今回は、師匠が講演前にしてほしい、講演会会場の担当がいたら、100人中、一人しかできない、ホスピタリティとは、何か? クイズ形式でお伝えします。

 

Q.あなたが会場責任者なら、講演者にどんなお水をどんなふうに用意しますか? 具体的に考えてくださいね。

 

1.何を飲むか 好きなブランド (水?お茶?)

2.水の温度

3.氷を入れるか?

4.コップを用意するか(グラス、紙、)

 

上記は、事前の打ち合わせで、聴くことが可能ですね。

 

さらにここからが、真骨頂で、100人に一人しかできない物凄い!?心遣い!

 

現場で、幕横に控えている、講師の師匠に、確認できる方がいます。

 

「冷えたボトルのお水とグラスを用意させていただきました」

『よろしかったら、キャップを開けて、一杯お水を注いでおきましょうか?』

と聞くことができる方がいます。

 

師匠は、講演中のどがデリケートなため、直ぐに水を飲める状態が嬉しいのです。勿論、常温の水をリクエストしたり、自分でキャップを開けるという方もいますので、きちんと聞くことが、大切です。

ボトルのキャップを開ける、グラスに注いでおくという手間を講演中にさせたくないと考えれば、今自分が出きる、最高なことはどんなことか?想像をめぐらすのです。

 

あなたは、どこまで想像できましたか?

ザ・リッツ・カールトン では、お客様のためになった「ワオ・ストーリー」 を社内で共有しています。世界のトップクラスの方々に満足していただくために、情報を共有し、いつでも実践で応用できるように、心がける準備をしているのです。

 

さて、あなたは、今の話を聞いて、さらに気が付いたこと、気づいていたことはありますか?

 

そう、当日の会場の季節、気温が判らないですね。夏であれば、冷えたボトル、グラスの下には、水滴が吸収できるコースター、講演者が前日ののどを痛めていたら、プラス常温の水で温度を調節できるように。当日、お会いしてから、講演いただき、謝礼を渡し、見送りするまで、講演者の最高にやりやすい環境は、いくらでも想像を巡らすことができますね!

あなたは、大切な人、目の前の人に、普段どんな思いを巡らしていますか?

 

次回は、さらに「ワオ・ストーリー」 を共有したいと思います!金曜日をお楽しみに

 

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